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トリマーとは

トリマーのお仕事

トリマーというのは、犬や猫の毛をカットしたり、シャンプーをしたりする人のことを指しますが、それ以外のお手入れも行います。
爪切りやヤスリがけもしますし、カラーリングやリボン付けなどのスタイリングもしますし、マッサージや耳掃除など健康チェックもするので、人間でいうとネイリスト、美容師、エステティシャンを複合したような仕事内容と言えるでしょう。
ただ、これだけの仕事をこなすものの、民間資格になるため特に資格がないと働けないということはありません。
ですので極端に言ってしまうと、自分で技術や知識を身に付ければ仕事をすることはできます。
もちろん特別な技術が必要になることですし、知識に関しても動物の精神面や病気のことまで知り尽くさなくてはいけないので、必ず必要ではないとしても資格を取得するのが一般的です。

現在、資格保持者は約1万5千人と言われていますが、トリマーの需要は年々高まっています。
一昔前の日本では、ペットには餌を与えて散歩をすれば良い、という概念しかありませんでしたが、今では人間と同じケアをするのが当たり前になっています。
日本犬は体も強く毛も短いので特別なお手入れは必要ありませんが、洋犬に多い室内犬や愛玩犬はお手入れが必要な犬種がほとんどです。
今や、ペットの毛並みや容姿などの美容、健康に関して、自己流でケアするのは難しい犬種ばかりとも言えるので、ペットのお手入れを専門に行う仕事の需要が多くなっているのです。

トリマーの由来

日本では一般的に馴染んでいる名称ですが、和製英語になるため海外では通じません。
この名前の由来はトリミングで、この言葉をトリミングスクールの先生が変形させて使うようになり、ペット業界全体に浸透したと言われています。
トリミングというのは、毛を抜くブラッキング、バリカンなどで毛を刈るクリッピング、ハサミやクリッパーで被毛を切るカッティングで被毛を整える技法になります。
犬種によって、その犬を一番美しく、スタイリッシュにするためにコートを取り除いて、理想のスタイルに近づけることを目的に行うのがトリミングです。

ペットに対してこういったお手入れをするのは、海外では昔からとてもポピュラーなことでした。
そのため、トリミングだけではなく、耳掃除、シャンプーなどベーシックなお手入れトータルして行うグルーミングという方が浸透しています。
見た目の美しさだけではなく、健康を保つことも重要視されているので、グルーミングが由来のペットグルーマーというのが正式名称になり日本でいうトリマーになります。
ちなみに、トリミングはグルーミングの工程の一部になります。

近年は日本でもドッグショーやコンテストなどの開催が、盛んに行われるようになってきています。
また、心のよりどころとしてペットを飼う高齢者の増加、少子化による生活の余裕でペットを飼う人も増えています。
このような背景から、ペットに対して海外と同じようにケアをするのが一般的になっているので、今後の展開が楽しみな職種です。