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トリマーを辞めちゃう理由

辞める理由の1つは職場環境

頑張って勉強をして民間資格を取得し、念願のトリマーとして働くようになっても途中で辞めてしまう人が多いといいます。
新人として就職した人のうち、約半数が1年以内に離職してしまうというデータもあります。

なぜせっかくトリマーになったのに辞めちゃうのかというと、労働環境が整っていない職場が多いからなのです。
トリマーとして就職しても、新人のうちはなかなかトリミングを任せてもらえません。
一日中シャンプーと掃除の繰り返し……というのが現状です。
ワンちゃんを抱きかかえたり、中腰の状態でシャンプー、ドライヤーを行ったりで腰を痛める人も多いですし、肌トラブルに悩む人もいます。

一日中立ち仕事で下働きの繰り返し……、技術職の場合、他の職場でも同様の環境のところが多いのかもしれません。
しかし新人さんのなかには、トリミングを任せてもらえず下働きばかりなので、イメージしていた職場と違う……と失望して辞めていく人も多いのです。

また、仕事内容がハードな割にお給料が少ないのも離職率が高い理由の一つとなっています。
トリマーの平均給与は15万円程度です。
個人経営のお店も多いですから、賞与が出ない、福利厚生が充実していないという職場も多いのです。
収入が少ないというのは生活に直結する重要な問題なので、辞めていく人が多いのも現状です。

ケガが絶えない

ワンちゃんのなかには、シャンプーやカットを嫌う子も大勢います。
知らない人に触られたり体を濡らされたり……と緊張の連続なので、とても警戒心を強めています。
このためトリマーに吠えかかったり爪を立てたり、噛み付いたりするワンちゃんが多いのです。

トリマーは生傷が絶えない仕事といわれています。
いくら動物好きでも、毎日のようにケガをするのはなかなかつらいですよね。
専門学校でカットモデルになってくれるワンちゃんは、カットやシャンプーに慣れているのでおとなしい子ばかりです。
このたため新人のうちは、あばれるワンちゃんにどのように対応していいのかわからず特にケガが多いのです。
しかし慣れてくると、爪を立てられたり噛まれたりすることは少なくなります。

トリマーの悩みとは?

トリマーさんの悩みとして多いのが、トリミング以外の仕事がキツイことです。
職場によっては厳しい販売ノルマが課されるところもあり、シャンプー剤などのペット用品や子犬をお客様に販売しなければならないケースがあります。
販売ノルマが厳しくて辞めていく人も少なくありません。

トリマーは新人にとって特に厳しい仕事です。
一日中動物と触れ合えるという良い面だけでなく、仕事の厳しさについて覚悟をしておくことも大切ではないでしょうか。