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トリマーとして必要なこと

トリマーに求められること

トリマーはペット毛を美しくカットする、ペットのための美容師です。
基本的には犬の毛をトリミングするのが主な仕事ですが、猫など犬以外のペットのトリミングを行うこともあります。
しかし人を対象としたヘアサロンの美容師と異なるのは、ペットの毛を美しくカットするだけではなく、爪切りや耳掃除といったペットの健康のためのケアも行うことです。

常に動物と接する仕事なので、神経を集中させていないと動物にケガをさせてしまう危険があります。
また動物は言葉が話せませんから、自分の気持をうまく伝えることができません。
このため、シャンプーやトリミングを嫌がってトリマーを爪でひっかいたり、吠えたり噛み付いたりすることもあります。
このような場合でも慌てずに冷静に対処する精神力が必要です。
特に大型の動物の場合、体重も重いですし力も強いのでかなりの重労働となります。

またトリミングを完成させるまでに、ある程度の時間がかかります。
その間、おとなしくしてくれるように上手に相手にする必要がありますし、飼い主さんとのコミュニケーションも重要な仕事です。
単に動物だけを相手にすれば良いわけではありません。
飼い主さんへの接客もきちんとできるコミュニケーション能力が求められます。

トリマーとしての心構え

ペットは飼い主さんにとって大切な家族です。
家族を預かるのだ、という心構えを忘れてはいけないと思います。

そして美しくトリミングをする技術だけでなく、動物に関する正しい知識を身に着けていることも重要ではないでしょうか。

現在のところ、トリマーは特に資格がなくても働けます。
しかし大切なペットを預かるのですから、正しい知識と技術をもっているに越したことはありません。
多くの飼い主さんは、技術も知識もない人に大切なペットを任せようとは思わないでしょう。
このため民間資格をもっていなければ、トリマーとして働くのは難しいのが現状です。

トリマーは見た目を美しくするだけでなく、飼い主さんが気づいていない細かな点まで健康状態をチェックするなど、ペット全般についてさまざまなアドバイスを行うのも仕事です。
トリマーは飼い主さんにとって最も身近なペットの健康の相談相手なのです。

このため正しい知識と技術は不可欠となります。
そして動物たちが安心してトリミングを受けられる環境を整え、適切な接し方を身につけるためにきちんと勉強をすることが大切だと思うのです。

トリマーは人気の職業ですが、見た目の印象とは異なりかなりの重労働です。
お給料も決して高くはありません。
動物が好きというだけの安易な気持ちで始めると、途中で挫折してしまうことも多いと聞きます。

さまざまな技術や知識の習得が何よりも大切であると同時に、動物や飼い主さんの立場に立った対応ができることも重要だと肝に銘じながら、勉強を続けていこうと思います。