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犬が無駄吠えする理由

犬が吠える理由、無駄吠えの直し方

犬のしつけでなかなか苦労をするのが「無駄吠え」です。
無駄吠えというのは平たくいえば「飼い主が鳴いてほしくないときに鳴く」という行動のことです。

しかしこれを裏返すと、犬にとっては吠えることに「無駄」というものは無いということでもあります。
飼い主にとって無駄に思える鳴き方としては、自宅で来客があった時や宅配が来た時に追い払うようにやかましく鳴き続けたり、散歩中に他の人や犬に対して吠えかかるといったことでしょう。
他にも夜中に突然「あおーん」と長く空に向かって遠吠えをするというようなことも、一緒に生活をしている人間や近所の人にとっては迷惑に感じるものです。

まず他の犬や人に向かってやたらと吠える場合ですが、これは犬が緊張をしているため吠えていると考えられます。
こうした不審なものに対しての吠え立ては、幼い頃から一匹だけで飼育されてきた飼い犬によく見られる行動です。

犬は本来社会的な動物であることから、犬同士の集団の中でどういった振る舞いをするかと集団の中のしきたりとして学んでいきます。
しかし生まれてすぐに他の犬と引き離されて人間の中で生活をしてきた犬にとっては、他の犬と対面したとき、どういった振る舞いをして良いか分かりません。
他の人間に対しても、自分の群れ(パック)の外の動物にどういった態度をとれば良いかが分からないということから、不安になって吠えてしまうということが考えられます。

もし家族以外の人や犬にやたらと吠えかかるようなら、吠えはじめた時にすぐ「お座り」や「待て」といった命令をしましょう。
自分の群れのボスに命令をされることで、他の動物に対してどういった態度をとるべきかが分かり、余計に吠えることがなくなります。

遠吠えは犬の寂しさの証

もう一つ悩ましい無駄吠えが「遠吠え」です。
遠吠えといえば野生の狼が群れで大合唱のように遠くに向かって吠えるしぐさが印象的ですが、自宅で飼育している犬は1匹からでも行います。

犬や狼の遠吠えについてはまだよく分かっていない部分も多いのですが、自宅で飼育をしている犬が行う場合、その理由は寂しさからくると考えるのが自然です。
犬や狼の遠吠えは、遠方にいる同類に向けて行うのではないかと言われています。
遠吠えをする犬は、本能的な寂しさから遠くにいる仲間たちに向けて、合図として鳴いているのではないかと考えられるのです。

近所に同じように飼育している犬がいると、共鳴してみんなで遠吠えをするというようなこともあります。

遠吠えをやめさせる方法としては、寂しさを解消してあげることが根本からの解決です。
成犬になったら自然に止まる、多頭飼育になったらやめるようになった、など寂しさが薄れれば解消されるでしょう。