1. >
  2. >
  3. 犬の噛む癖はなおせる!原因と対処法

犬の噛む癖はなおせる!原因と対処法

犬が噛む原因、ケース別の対処法

闘犬や警護犬が敵に向かって行く時、鋭い牙を使って噛みつきます。
犬は猫のように相手を攻撃するときに前足や後ろ足を使うということはなく、歯と顎だけで攻撃をしかけていくのです。

犬にとってものに噛み付くということには多くの意味がある行為です。
相手を倒すべき敵だと思って行なう以外に、遊びの延長として噛み付いたり、ときに母性を示すために噛み付いたりということをします。

しかし人間に飼育をされている犬が起こす問題行動としての噛みつきで最も多いのは「驚いて噛み付く」ということでしょう。
時々ニュースになっている「犬が通行人に噛み付いた」という事件ですが、これは通行人がその犬にちょっかいを出したという場合だけではありません。

例えば自宅から脱走などして急に知らない場所に自分だけでさまようことになったとき、不安感から目に入ったものに手当たり次第に噛み付く、といった行動をとることがあります。
飼い主さんが傍にいれば落ち着いておとなしくするという犬も、自分だけという孤独な状況になると急に不安になって周囲に攻撃をしかけてしまうのです。
言い換えれば勇敢で積極的な犬が噛み付くというのではなく、全く逆の臆病で不安を感じやすい犬だからこそ、周囲に対して攻撃的になってしまうということになります。

自宅内での飼育でも、ペットショップやブリーダー施設から連れて来られたばかりの子犬が人間の足元に噛み付くといった行動をすることがあります。
これも先に説明した不安からの攻撃そのもので、怖さを紛らわすために目に入ったものに噛み付いていくという習性があるためです。

そうした噛みつきがあった場合、まずは素早く引き離すとともに、人間以外のものに噛みつかせるように誘導していきます。
人に噛み付いた時に素早く禁止して別のものを噛ませるようにすれば、自然に人に向かっていくことはなくなるでしょう。

遊んでいる途中で興奮して噛み付いたら

成犬になってからも、興奮して感情がたかぶるとつい人の手に噛み付いてしまうという犬がいます。
もし遊んでいて急に噛みつかれたりしたときは、多少大げさなくらいに「痛い!」と意思表示をして部屋の外に連れ出しましょう。
要するに、噛み付いたら遊びはそこで終了になってしまうよ、ということを教えてあげるのです。

落ち着いたらふたたび室内に入れてあげて遊びを再開すれば、「噛まなければ遊びが続けられる」というふうに学習するので、興奮しても噛み付くことがなくなります。

ストレス解消に噛むことが大好きという犬もいるでしょう。
そういう場合はおやつに犬ガムなど硬いものをあげて、思う存分噛みつきを楽しませてあげるようにすると、ストレスから他のものに噛み付くのを防げます。