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優良ブリーダーの条件

飼育環境、管理体制

ペットブームということもあり、珍しい品種の犬や猫などペット用の動物を国内で繁殖させるブリーダー施設が全国で営業をしています。
しかし動物の繁殖というのは生命を取り扱うことであるため、利益だけを優先させて営業をするということは許されません。

現在ブリーダーとして開業をするためには、全国の都道府県が管理する「動物取扱業」の届け出をしなくてはいけません。
動物取扱業の届け出には「動物取扱責任者」の資格者の設置が必要とされていますが、実際の業務全般をカバーできるものではないのが実情です。

過去には届け出をせずに違法に劣悪な環境で動物に無計画に繁殖をさせていた業者が摘発をされており、そうした施設の中で生活をしてきた動物たちの様子は目を覆うものがあります。
もし今後ブリーダーを通じてペット動物を取得しようと考えているのであれば、できるだけ実際にその飼育施設を見学にいき、そこでどのように飼育や繁殖が行われているかを見てみましょう。

素人には飼育環境はわからないと思われるかもしれませんが、動物を飼育する場所というのは、実際にその場を見てみればどんな風に愛情をかけられているか誰でも判別できます。
これから長い年月パートナーとなるペットを取得する場所ですから、ただその品種が手に入ればよいと考えるのではなく、どういった環境で生まれてきたかもしっかりこだわって選んでください。

専門知識の有無

先に、ブリーダーとして営業をするためには都道府県への届け出が必要と説明しましたが、そこには詳しい繁殖に関する知識は必須とされていません。
届け出をする時には動物取扱に関して法的規制を学ぶことになりますが、実際の繁殖知識についてはほぼ無資格で行ってもよいとされているのが現状です。
ですので実際にブリーダーとして活動されている人の中には、獣医免許など専門知識を持って行っている人もいる一方で、全く無資格で行っているという人もいるのです。

資格の有無だけでブリーダーとして優秀であるかどうかを推し量ることはできませんが、少なくとも何か動物にトラブルがあったときに、専門知識をもとにした対応ができるかは異なるでしょう。

優良ブリーダーの特徴として、特定の動物のみを専門的に扱っているということが挙げられます。
利益最優先のブリーダーの場合、その時々の流行で繁殖させる動物をコロコロと変えるので、専門知識が乏しいことが多いものです。
しかし本当のプロ意識を持ったブリーダーは、自分の専門動物をしっかりと定めており、継続的に健康な個体の繁殖を心がけています。

引き取る前に、その動物についてどれだけ知識を持っているかを質問してみるとよいでしょう。