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トリマーの練習《カッティング》

トリマーにとって一番の腕の見せ所は、カッティングです。
愛犬を連れたお客様も、その技術とデザインセンスに期待を寄せて来店されます。
カッティングは犬にとっては、単なる見た目の良さだけでなく、衛生状態を保ったり、快適な状態をキープするのに大切なものですが、飼い主にとっては、それだけではなく、やはり美しさや可愛らしさを求めます。
そのため、一人前のトリマーを目指す方にとって、カッティングのスキルをいかに磨くかは重要なポイントになるのです。
カッティングが上手くこなせるようになるには、やはり何といっても経験がカギを握ります。
どんな技術でもそうですが、経験が増えればその分、技術も上がり、臨機応変の対応も柔軟にできるようになります。
経験値が増えることで、犬種を選ばず、どんな犬にでも対応できるようになり、犬の扱いにも慣れて、安心感を与えながらカッティングができるようになるのです。
犬が落ち着いてカッティングをしてもらえれば飼い主も安心し、あなたに任せたくなります。
技術を磨きながら少しずつ顧客を獲得していくことが、一人前になり、独立開業への近道でもあります。
経験を増やすといっても、未熟な技術のままではお客様の前に立つのは不安が残りますね。
ひとりで任せてもらうためにも、実践的な練習が不可欠です。
練習の方法としてまず考えられるのが、自分の愛犬をモデルに行うことでしょう。
トリマーを目指すくらいの方は、やはり犬が好きで飼っている方は少なくないはずです。
自分の犬から、実家で飼っている犬と、デザイン的に失敗しても不満を言われない関係のところから練習させてもらいましょう。
まずは、慣れ親しんでいる犬で試して、感覚をつかんでいくことも必要です。
愛犬で何度も練習できれば、気負わずに済みますが、そう簡単に毛は生えてきません。
次のクールを待つまでの間は、友人などに頼んで無償でカッティングを練習させてもらうといいかもしれません。
日頃はあまり意見しない友人も、大切な愛犬のこととなれば、厳しい意見や感想も伝えてくれ、その後に活かせるはずです。
実際の犬では、練習の対象に限界があるという場合は、毛の感触が全く異なりますが、毛足の長いぬいぐるみで試す方法も考えられます。
それなりのコストがかかりますが、ハサミの感覚やカッティングの流れをつかみ、デザインの方向性を考えるうえでは悪い練習台ではありません。
そのほか、ペットショップなどで見習いとして、安い料金で実際のお客様から依頼をもらって、本番さながらの練習も可能です。